離職証明書と離職票の違いとは?それぞれの役割と受け取り方を解説

退職手続き

「離職証明書と離職票って何が違うの?」

退職手続きをしていると、似たような名前の書類が出てきて混乱することがあります。離職証明書と離職票は別の書類ですが、密接に関係しています。この記事では、それぞれの役割と違い、受け取るタイミングをわかりやすく解説します。

離職証明書とは?

離職証明書とは、会社がハローワークに提出する書類です。退職者の離職理由・在職期間・賃金の支払状況などが記載されており、ハローワークが離職票を発行するための根拠となります。

📌 離職証明書の基本情報

  • 作成者:会社(事業主)
  • 提出先:ハローワーク
  • 提出タイミング:資格喪失届と一緒に退職翌日から10日以内
  • 本人が受け取るもの:原則として受け取らない(ハローワーク提出用)

ただし、退職者が自分でハローワークに離職票の交付を請求する場合は、会社から離職証明書の交付を受けて持参する必要があります(雇用保険法施行規則第16条)。

離職票とは?

離職票とは、離職証明書をもとにハローワークが発行する書類で、退職者本人に交付されます。失業給付(基本手当)を申請するために必要な書類です。

📌 離職票の基本情報

  • 発行者:ハローワーク
  • 交付先:退職者本人
  • 交付経路:通常は会社を通じて本人へ
  • 用途:失業給付の申請・求職活動の証明

離職票は2種類ある

離職票には離職票-1と離職票-2の2種類があり、セットで使用します。

書類名 記載内容 用途
離職票-1 氏名・住所・被保険者番号・離職年月日など基本情報 ハローワークへの提出・受給資格の確認
離職票-2 離職理由・在職期間・賃金の支払状況など詳細情報 賃金日額・給付日数の計算

✅ 2枚セットで提出する

失業給付を申請する際は、離職票-1と離職票-2の両方をハローワークに提出します。どちらか一方だけでは手続きができません。

2つの書類の違いをまとめると

項目 離職証明書 離職票
作成・発行者 会社(事業主) ハローワーク
提出・交付先 ハローワーク 退職者本人
タイミング 退職後10日以内に会社が提出 ハローワークの確認後に発行
本人が手にする 原則として受け取らない 必ず受け取る
用途 離職票発行の根拠書類 失業給付の申請に使用

書類が届くまでの流れ

📌 退職から離職票受け取りまでの流れ

ステップ 内容 期限の目安
① 退職 雇用関係が終了 退職日
② 会社が手続き 資格喪失届・離職証明書をハローワークへ提出 退職翌日から10日以内
③ ハローワークが確認 離職証明書の内容を審査 数日〜1週間程度
④ 離職票を発行 離職票-1・離職票-2を発行 確認後すぐ
⑤ 本人へ交付 会社経由または直接本人へ 退職から2週間〜1ヶ月程度

離職票をもらえない場合の対処法

退職後2週間以上経っても離職票が届かない場合は、以下の対処法を試しましょう。

① まず会社に確認する

会社がまだハローワークへの手続きを済ませていない可能性があります。担当者に連絡して手続きの状況を確認しましょう。

② ハローワークに直接申し出る

会社が手続きをしない・連絡が取れない場合は、ハローワークに直接申し出ることができます(雇用保険法第8条)。

📌 ハローワークへの申し出に必要なもの

  • 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
  • 退職したことを証明できる書類(雇用契約書・給与明細など)
  • 会社名・所在地・退職日などの情報

⚠️ 受給期間に注意

失業給付の受給期間は退職翌日から1年間です。離職票の到着を待っている間も受給期間は進みます。会社の手続きが遅れている場合は早めにハローワークへ相談しましょう。

まとめ

📌 重要ポイント

  • 離職証明書は会社がハローワークに提出する書類
  • 離職票はハローワークが発行して退職者本人に交付する書類
  • 離職票は-1と-2の2枚セットで失業給付の申請に使う
  • 退職から離職票受け取りまで2週間〜1ヶ月程度かかる
  • もらえない場合はハローワークに直接申し出できる
✅ 退職後に確認してみましょう
退職後2週間以内に会社へ離職票の発行を確認した
離職票-1と離職票-2の両方を受け取った
離職票の内容(離職理由・賃金など)を確認した
受給期間(退職翌日から1年間)を把握した

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